大丈夫ではありません! これが大腸がんや大腸ポリープが見落とされる最も多いパターンです。同じようなパターンでケース2のような場合もあります。
まずここで申し上げたいのは1回でも便に血が混じったり、潜血検査が陽性になったら異常だと認識を持つことです。そもそも便潜血検査は便の中に血がわずかでも混じると陽性となりますが、そのうち1回でも便に血が混じったということはそもそも異常なことですよね。だって普通なら便に血は混じりませんよ。便の通り道にどこか血がでているところがあるから陽性になったのです!
確かに『自分は切れ痔・いぼ痔の常習者だから、よく排便時に血が混じるよ』といわれる方もいらっしゃるでしょう。しかし、だったらそのような方が便潜血検査を受けること自体ナンセンスだと思われませんか?確かに言われるようにもともと"痔"であるならば便の検査が陽性になることはよくあります。
しかし『何のために検査を受けたのですか?』と口を尖らせて言いたいのですが、『みなさんは、ガン検診のために検査を受けられたのでしょう?』ガンを早期の段階で発見したいための検診ならば症状(おなかが痛い、排便異常、腹部膨満など)が無いから『どうせ痔だろう』とか『たまたま1回だけ血が混じっただけだ』なんて考えは発見を遅くするばかりでなく、せっかくの二次検査のタイミングを逸してしまうだけなのです。 |