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当院における大腸内視鏡手術の現状と
日帰り・短期入院における展望(実地医家の立場から)
 
寺田病院 胃・大腸・肛門病センター
寺田 俊明, 鈴木 智晴, 高内 修, 澤井 廣量
 
大腸癌は、ここ50年間で6〜7倍に増加しました。近い将来胃癌を抜いて肺癌とともに日本人の癌死亡の主要原因となることが予測されます。
 
大腸がん検診として広く行われている便潜血検査は大腸癌のスクリーニングとして大変有用性の高いものですが盲点も多く報告され、二次検査においても注腸検査から大腸内視鏡検査に移行しつつあり積極的にポリープ切除が行われる時代となっています。確かに大腸内視鏡検査の普及に伴い大腸癌の早期発見早期治療における有用性が増加してきたことは言うまでもありません。しかし内視鏡的治療において、その適応と限界については一定のコンセンサスは得られているものの未だ完全に定着したものがなく実際の臨床現場では思わぬ偶発症の発生も存在します。当然ながら検査は安全で安楽なものでなければいけません。
 
当院では内視鏡先端に透明フードを装着し挿入時に極力送気を控えた「軸保持短縮法―少量送気法」を実施し、検査当日ポリープが確認された場合をあらかじめ考慮し徹底したインフォームド・コンセントのもと患者側の理解度や社会性に応じ臨機応変に対応することを心がけております。(患者クリニカルパスの使用)また、大腸ポリープ(腫瘍)における日帰り治療(endoscopic day surgery:EDS)は安全面や医療経済的に問題はないかどうか実地医家の立場より考えてみたいと思います。 
 
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