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■肛門の働き


肛門の解剖図にあるように肛門は直腸の粘膜と肛門粘膜それを支持する筋肉や脂 肪、皮膚にて形成されています。

肛門管は内肛門括約筋,外肛門括約筋,肛門挙筋によって取り囲まれています。

内肛門括約筋はいつも肛門をある一定の力で締めている筋肉です。自律神経支配で不随意筋という自分の意思では緩めたり締めたりできない筋肉です。

外肛門括約筋は皮下部,浅部,深部からなる筋肉で、内肛門括約筋を取り囲むようにあり、排便の際に締めたり、緩めたり自分で自由にできる筋肉(随意筋)です。

肛門挙筋は骨盤臓器を支える随意筋です。肛門挙筋の一部である恥骨直腸筋は肛門の背中側を馬蹄状に取り囲む筋肉で肛門をお腹側に強く引きつけて直腸と肛門の間に屈曲(肛門直腸角)を形成させることによって排便において重要な役割を果たしています。

●肛門の病気

●肛門の構造

●症状からみる肛門の病気